本番で緊張して力が発揮できない。
練習ではうまくいくのに本番になると体が思うように動かない。
または、「お前は本番に弱い」などと言われたことはないでしょうか。
そんな方々のために、本番に弱い原因と本番で簡単にできる対策方法をご紹介します。
本番での緊張対策はどうしたらいいのか
早速結論からです。
以下、例のようにあなたの考え方を変えるだけです。
・プレゼン
すでに通ってる企画をそのまま維持して進められるか・いったん中断するかのプレゼンなのだと思い込む。
・資格試験
すでにテストにパスしていて、維持するためのテストなのだと思い込む。
・試合
すでに試合に勝利していて、これから先は防衛戦で勝ち点を維持する試合なのだと思い込む。
本番での緊張はなぜ起こるのか
チョーキング(緊張によって本番で力を発揮できない現象)が起こりやすい人は、損の方に偏る考え(損失回避レベルが高い人)が強いと起こりやすいのです。
メンタリストのDaiGoさんは、動画で上記のようにおっしゃっています。
自分が「成功を手にする・勝つこと」よりも、「失敗しない・ミスをしないこと」を優先すると体が思ったように動かなくなり本番で力を発揮できなくなります。
脳の線条体と呼ばれる運動機能に関与する部位の活性度が低下するんだそうです。
緊張対策をするとチョーキングの影響を30パーセント減らせる
カリフォルニア工科大学の実験で、勝てば50ドル持らえる、負ければ50ドル払うというゲームを行うときに、2つのグループに分けました。
・普通にゲームをしてもらったグループ
・ゲームに参加しただけですでに50ドルを手に入れていて、それをキープするのか、取ったり返したりするゲームだと考えてくださいと伝えて参加したグループ
(要するに防衛戦だと思って参加してもらったグループ)
後者の方がパフォーマンスが良くなり、チョーキングが起こる割合が3割減ったとのことです。
考え方を変えるだけで3割も減らせるかもしれないのはすごいです。
感想
正しいかどうかわかりませんが、私自身テニスの試合を通して、鼻っから負けると思ってる相手に良い試合ができたり勝てたりすることが過去にありました。
逆に言うと「負けたら恥ずかしい」と思ってる相手との試合は苦戦を強いられたり負けたりすることがありました。
このような体験から、DaiGoさんのおっしゃってることはたしかにそうだなと思います。
スポーツに限らず、今回の思考は人生に大きなプラスとなるので今後意識していこうと思います。
DaiGoさんの動画はこちらより。